
再生を向上するためにムービーを RAM にロードする
QuickTime には、再生の処理速度を向上させるために使用できる 2 つのメモリ(RAM)オプションが用意されています。「プリロード」は、再生の前にムービー全体をメモリに読み込みます。「キャッシュ」は、再生後にムービーデータをメモリ内に保持します。このオプションは、小さなファイルを繰り返し再生するときに役立ちます。
QuickTime Pro では、QuickTime ムービーのトラックのメモリオプションを調整できます。
トラックのメモリオプションを調整するには:
- 「ウインドウ」>「ムービーのプロパティを表示」と選択します。
- 調整したいトラックを選択し、「その他の設定」をクリックします。
- トラックをメモリに読み込むには、「このトラックをあらかじめ読み込む」を選択します。
- トラックデータをメモリ内に保持するには、「キャッシュ」を選択します。
これらのオプションは、トラックに含まれるデータ量が非常に少ない場合だけ使用してください。メモリにあまりにも多くのデータを読み込むと、処理速度が低下したり、システムエラーが起きたり、予測できない結果になったりする可能性があります。